校長室より

2015年4月8日水曜日

平成27年度1学期始業式 校長講話

平成27年度,新しい学期が,スタートしました。昨日は本校の入学式を行い,新しく中学生を125名,高校生を226名迎えました。3月には卒業生を送り出し少しさみしい気持ちになりましたが,再び活気が出てきてきました。これで本校は,中学校課程384名,高等学校課程617名,中高あわせて1001名で新学期をスタートすることになります。在校生も1年生は2年生に,2年生は3年生に進級をしました。今,全員が新学期を迎えるに当たり,この1年の新たな目標と決意を持ってこの場に立っていることと思います。今の気持ちを忘れることなく,これからの日々を過ごしてほしいと思います。

さて 平成27年度は4月1日から来年の3月31日までです。来年はうるう年なので,本年度は366日となります。ところで本年度366日のうち休みの日は何日あると思いますか?(春休み,夏休み,冬休み,日曜日,祝日,原則第2と第4土曜日,など))数えてみると143日ありました。これを366で割ると0.39,約4/10,2/5は学校は休みということになります。ただし,休み中も講習があったり模擬試験があったり,部活動があったりしますが,いずれにしても休みの日がかなりあるということです。この休みの日をいかに過ごすか,ということがとても大事です。休みの日には色々なことに挑戦をして自分自身の成長の時間として欲しいと思いますが,その前に勉強です。学校では1年の3/5しか授業がありません。(この中には文化祭や体育祭,クラスマッチ,修学旅行などの行事も含まれています。)学校で習ったことを自分自身の確かなものにするためには,残り2/5の時間が大切です。これから新しい学年をスタートするにあたり,授業の100%理解に加えて,勉強面で休日の時間を有効に,計画的に使うことを考え,皆さんの確かな学力向上につなげて欲しいと思います。


もう一つお話をします。今学校では様々な検定を行っています。(語彙・読解力検定,文章検定,漢字検定,英語検定, TOEIC,GTEC,等)最近では,大学入試においてもこの検定の結果を活用できる大学も増えてきています。そこで本年度から学校直轄のクラブとして「検定クラブ」(仮称)を立ち上げることとしました。(検定だけにとらわれるものではありません。)このクラブの加入者は,①学校で実施する検定よりさらに上の級をめざしたい人,学校実施の検定以外の検定に挑戦してみたい人 ②検定以外にも数学オリンピックや生物オリンピックなどのハイレベルな大会をめざしたい人 ③各教科学習でさらに深く学んでみたいという人 などを想定しています。今年卒業をした先輩も生物オリンピックで上位数%の好成績を取りました。(彼は自治医科大学に合格をしました。)今年もジュニア数学オリンピックに挑戦したいという人や,漢文をもっと深く学びたいという人がいると聞いています。一人ではなかなか取り組めないことも,複数で切磋琢磨しながら挑戦すれば,ある意味楽しく取り組め成果も大きいのではないかとも思います。学校では,このような高い志をもった人をできる限り応援をしていきたいと考えていますので,一人でも多くの人に参加をしてワンランク上をめざして欲しいと思っています。詳しくは,後日担当の先生から案内や募集をしてもらう予定です。



近畿大学の創始者である世耕弘一先生は,「学校とは社会に出るための準備をするところである,いわば道場のようなものである」と言われています。学校も一つの社会です。集団の中で一定のルールのもと,皆が仲よくして,勉強やクラブ活動,様々な行事に頑張ることで自己を成長させる場です。私は人は集団の中でこそより良く成長ができると考えています。ここにいる生徒も先生も私自身もこの1年で大きな成長ができることを期待しています。

4月は出会いの季節です。新しい先生,友達,先輩や後輩,新しい教科,新しい環境など様々な出会いがあります。様々な新しい出会いを大切にして今日からの新学期をスタートしてください。この1年引き続き「ワンランク上をめざして」「社会で活躍できる人に」の2つを合言葉に,一人一人が今持っている目標の実現に向けて,さらには,将来の夢の実現に向けて,一日一日の時間を大切にして,充実した納得できる日々を過ごしてくれることを期待しています。