校長室より

2017年4月6日木曜日

平成29年度 1学期 始業式 校長講話

平成29年度,新しい学期が,スタートしました。昨日は本校の入学式を行い,新しく中学生を140名,高校生を204名迎えました。これで本校は,中学校課程407名,高等学校課程624名,中高あわせて1031名で新学期をスタートすることになります。在校生も1年生は2年生に,2年生は3年生に進級をしました。今,全員が新学期を迎えるに当たり,この1年の新たな目標と決意を持ってこの場に立っていることと思います。今の気持ちを忘れることなく,これからの日々を過ごしてほしいと思います。これからもこのように全校生徒が集まる機会がありますが,是非学校としての一体感の持てる場所に,自らの成長を確認する時間にして欲しいと思います。

さて 今日から新学期です。本校は皆さんに「礼儀正しく感性豊かな人」に,「高い学力を持ち,グローバルな社会で活躍できる人」になってほしい,ということを大きな目標としてます。そのために,次の3つをこの1年のキーワードとして,色々な場面でお話をしたいと思っています。

①ワンランク上をめざして
②基礎基本の徹底と定着
③知的好奇心を育て,能動的な行動や学習を

①ワンランク上をめざして⇒ワンランク上をめざそうとすると,具体的な目標がないとワンランク上はめざません。これから頑張る,と繰り返すだけではワンランク上をめざすことはできません。たとえばクラブの県大会で今まで2回戦止まりだったのを,4回戦まで進めるチームにしたい,という目標を掲げるのもワンランク上をめざすことにつながります。そのために毎日100回以上素振りをする,という目標を立てそれを実行することもワンランク上をめざすことにつながると思います。もっと強くなりたいという気持ちや負けたくないと思ういい意味での競争心から意識や行動を変えることでワンランク上をめざせると思います。勉強や進路選択,日々の生活でもワンランク上をめざす場面はたくさんあると思います。大切なことは,今以上のものを目指そうとする意識とそのために今の行動をいかに変えていくことか,と言うことだと思います。

②基礎基本の徹底と定着⇒勉強でもスポーツでも基礎基本が大切であるということは良く耳にします。ただ基礎基本をしっかりするためには,時間がかかりつらく面白くないこともありますが,基礎基本がしっかりすればその後はどんどん楽しいくらい真の実力が身についていくはずです。勉強であれば授業の内容(教科書の内容)が基礎基本にあたると思います。授業のための予習復習,問題演習の繰り返し,暗記。そのためには家庭学習時間を十分に確保することが不可欠になります。スポーツでいえばランニングや筋力トレーニング,フットワーク,素振りや基本動作などです。これらも面白いものではないと思いますが,目標達成のためにはこれらを粗末にすると自分のイメージするプレーは絶対にできるようになりません。

③知的好奇心を育て,能動的な行動や学習を⇒知的好奇心とは世の中のことや勉強のことでなぜだろう,と不思議に思う心,それを解決したりさらに深く知ろうとする態度のことです。皆さんには新しいことを知った時の感動や,わからないことを解決した時の喜びを一つでも多く経験して欲しいと思います。これらの積み重ねが,将来自ら考えて行動したり勉強したりする力につながり,高い学力にもつながると私は考えています。このことがワンランク上をめざすことにもなると思います。引き続き授業はもちろんですが,今年も体験探究会や学問探究会を開催したり玄関前のスライドも充実させるなど,皆さんの知的好奇心が育つような工夫をしていきたいと考えています。

本校には中学校1年生から高校3年生までいるので,学年によってまた個々の状況によって今お話をした3つの内容やレベルは異なると思います。今後いろいろな場面で,クラス担任や教科担任の先生から各学年に応じた話をしてもらおうと思っています。これら3つを常に意識することで,自らを高める1年にして欲しいと思います。そして,将来グローバルな社会で活躍できる人に一歩一歩近づいていって欲しいと思います。

4月は出会いの季節です。新しい先生,友達,先輩や後輩,新しい教科,新しい環境など様々な出会いがあります。様々な新たな出会いを大切にして今日からの新学期をスムーズにスタートしてください。一人一人が今持っている目標の実現に向けて,さらには,将来の夢の実現に向けて,一日一日の時間を大切にして,充実した納得できる日々を過ごしてくれることを期待しています。