校長室より

2017年7月19日水曜日

平成29年度 第1学期終業式 式辞

7月上旬には大分県日田市や福岡県朝倉市などが記録的な豪雨に見舞われました。この地域では大きな被害が出ており,多くの死者や行方不明者が出ています。先週の連休には西井教頭先生は朝倉市へ土砂や流木を取り除くボランティアに行かれたそうですが,被害の状況は想像以上に大きいようです。亡くなった方々のご冥福をお祈りするとともに,被災された方々にお見舞いを申し上げたいと思います。また,一日も早い復旧・復興を願っています。

さて,今日は1学期の終業式です。大きな区切り,節目の日です。この1学期は皆さんにとってどんな1学期でしたか?納得のいく過ごし方が出来たでしょうか?私は1学期の始業式の時に,皆さんには将来のために「高い学力を持ち,将来はグローバルな社会で活躍できる人になる」ということを大きな目標として欲しい,とお話ししました。これに近づくために,次の4つをこの1年のキーワードとして紹介しました。

①主体的(能動的)な行動と学習ができるように 
②基礎基本の徹底と定着から学力向上へ 
③知的好奇心を育てよう 
④ワンランク上をめざして 

覚えていますか? 意識して1学期を過ごせましたか? 成果はありましたか?
 
明日からいよいよ夏休みですが,夏休みの計画は立てていますか?夏休みを迎えるにあたりPDCAサイクルについてお話ししようと思います。この言葉は聞いたことがありますか?この考えは今後の勉強やクラブ活動,社会人になって仕事をするときなど様々な場面で使える考え方です。

ある目標を達成しようとするときに,思いつきでがむしゃらにするのではなく,PDCAサイクルを意識してやると目標に到達しやすい,というものです。PDCAはそれぞれの英語の頭文字で,PはPlan(明確な目標をもち計画を立てる),DはDo(計画に従って実行や行動をする),CはCheck(計画の進み具合を確認したり,取り組み具合や成果について反省や振り返りを行う),AはAction(チェックをもとに目標や計画の見直しを行い,次への行動に移す)です。このサイクルを意識して繰り返すことによって着実に目標に近づき目標を達成しようというものです。

いずれにしてもこのPDCAサイクルを自分自身でコントロールできるようになって欲しいと思います。そして,これを習慣として欲しいと思います。今はちょうど学期末で,まさに,CheckとAcutionを行う時です。それをもとにこの夏休みのPlanを行う時です。是非,時間をかけてこの1学期を振り返り,この夏休みは先ほどお話をしたPDCAサイクルを意識した毎日を送ってほしいと思います。

 この夏休みは通常の講習や部活動に加えて高校でも中学でも様々な行事が予定されています。具体的な目的をもって積極的に参加をして,今後の学習や生活へのモチベーションアップにつなげて欲しいと思います。また,これらをエネルギーに,この夏をステップアップの期間として充実させ,2学期を迎えて欲しいと思います。

2学期始業式は8月24日(木)です。2学期の始業式では,一段とたくましくなった皆さんと会えることを楽しみにしています。